読書&映画感想覚え書き

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剱岳 点の記
映画化されると知ってから、ずっと楽しみにしていた。
浅野忠信 香川照之 松田龍平 仲村トオル・・・
好きな俳優さん達が大勢出演している。
そして何より、剱岳、立山連峰の雄大で美しい映像を期待していた。

2時間半という長さをまったく感じさせない素晴らしい作品だった。
前人未到の険しい「剱岳」を測量するという困難な任務を託された
陸軍陸地測量部の柴崎芳太郎と彼の元に集まった測量部員達、
柴崎の先輩古田盛作から紹介された案内人宇治長次郎、
長次郎が集めた地元の人夫達、「剱岳」初登頂を目指す
日本山岳会・小島烏水のグループ・・・男達が熱い。
夏八木勲さん演じる行者が本物の行者のように尊く人間離れした様相だった。
行者がお篭りしていた「玉殿の岩屋」へは、去年の秋訪れた場所だったので
嬉しかった。あの場所へ行くだけでも自分にしては大変だったので、
この映画の撮影の苦労を思うとただただ感心する。
幾多の苦難を乗り越え、冷静にひたむきに任務を遂行しようとし続ける
柴崎芳太郎を演じる浅野忠信が格好良かった。
そしてそれ以上に愚直なまでに「山案内人」であろうとする自分に反抗する息子との
葛藤を抱えつつ、柴崎ら測量隊へ献身を尽くす長次郎を演じる香川照之の
演技に惹きつけられた。本当に魅力的な役者さんだ。
松田龍平が演じる生田信の人間的な成長ぶりも良かった。
柴崎の妻・葉津よを演じた宮崎あおいの可憐さは際立っていたし、
優しくおおらかに包み込むような長次郎の妻役・鈴木砂羽さんも良かった。
長次郎へ届けられた息子の手紙には、ほろりとさせられたし、
最後の手旗信号の場面では、胸が熱くなった。
この映画を劇場の大画面で見れて幸せだ。

CGではない本物の美しさがあった。
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